枝幸町商工会において、
長澤副会長より歓迎の挨拶に引続き、
石川会長から研修受入れに対するお礼の挨拶があり、
出席者の紹介後、
戸田商業部会長並びに
事務局より資料に基づき
合併後の商工会・空き店舗対策の現状について
説明を受けました。
① 合併後の商工会の現状
② 新・旧枝幸町商工会あゆみ
③ しあわせ広場「ななかまど」事業概要
枝幸町商工会合併後の商工会
平成18年3月 枝幸町・歌登町行政合併
平成19年4月枝幸町商工会・歌登町商工会合併
枝幸町商工会
「空き店舗対策について」
しあわせ広場「ななかまど」
店舗のオープン(本年8月6日)に至るまでの経緯
枝幸町で100年程経営していた老舗呉服店が
3年前に閉店した店舗を、
商工会が借りて運営している。
枝幸町の商店街を取り巻く環境は、
名寄市のスーパーが10数年前に出店して以来、
コンビニ・ドラックストアー等の出店により、
町内物店は60店舗から12店舗
(お菓子屋2店・八百屋1店・金物3店・呉服3店・化粧品3店)となり、
廃業店が相次いだ。
平成19年より空き店舗対策事業を計画、
各市町村の視察を行い、
町との連携を取りながら計画書を作成。
平成22年の5月より商店街に
店主が常時集まれる様な拠点となる店舗作りに着手し
平成22年8月6日にオープンとなった。
「事業内容」
チャレンジショップの募集をしたが申込みは無かった。
参集範囲は町内外で商工会員外も対象、
家賃は無料。
しあわせ広場「ななかまど」店舗は
本年11月23日に閉店となるが、
その後について商工会としては白紙の状態。
個人経営者の立場としては、
12月の理事会の承認を得て、
来年度も同様に実施したい。
この事業は試験的に4ヶ月間で行ってきた事業である。
レンタルBOX 各店や個人から
商品の販売委託を受ける。
手数料は売上の4%
管理は商工会職員が行っている。
飲食物は基本的には扱わない、
既製品のものだけ。
手芸品が大半である。
イベントをしないと客は来ない。
11月7日迄で
売上 1,028,526円
来店客数1,759名
開店時間 8月迄は10:00~18:00
9月からは9:30~17:30
4ヶ月を終えて店舗が利用するには
古いので使ったとしても1・2年店舗の
所有者が当てにされても困る
枝幸で成功している
水産加工の永澤副会長を巻き込んで、
郊外に出て行ったものを取り込み
商店街にそのノウハウを循環させる。
将来は、
商店街に物産センターの様なものを作って
PRしていきたい。
これからどのような事業を展開していくか、
いろんな素材を掘り起して
事業化していければと思う。
視察研修による情報交換を終了し、
しあわせ広場「ななかまど」の店舗を視察し終了した。